3回目の凍結胚移植 ※陽性判定後の記事です
3回目の移植で陽性判定
お久しぶりです、タケダマキです。すっかりブログから離れていましたが、10月の凍結胚移植で妊娠し、先週6か月に入りました。
つわりはさほどきつくはなかったものの、パソコンの画面を見続けると気分が悪くなる日が多かったので今頃の更新となってしまいました。移植から卒業までの経緯を簡単にまとめておこうと思います。同じような数値の方のお役に立てれば…。
2018/10/25
移植実施日。内膜がなかなか厚くならず延長すること3回。エストラーナテープを貼りまくったおかげか当日の内膜は9.7ミリ。アシストハッチングあり。卵のグレードは4AB
11/5 (BT11/4w2d)
判定日。陽性だがhcg193.8で少し低めと言われる。BT14に再度来院するよう指示。
11/8(BT14/4w5d)
hcg502に増加。寝汗、たまの下腹部痛、寝起きと夕方~夜の時間帯に吐き気あり。
5w5d
無事に胎嚢確認。子宮内妊娠でとりあえず安心。
6w5d
心拍確認クリア。
6w6d
夫と実家に帰省中夕方から出血。鮮血で量も多い為先生の携帯に連絡。とにかく安静にして翌日受診するよう指示。結果子宮内に血の塊はあるものの心拍は確認できる。しばらく止血剤(アドナ)を飲んで出血があった際には安静にするようにとのこと。
9w5d
不妊治療クリニック卒業。まだたまに出血はあるが順調。
出血に怯える日々
初期はとにかく出血との戦いでした。最初に先生に電話した時、初期段階では安静にするしかないから…と言われ絶望しましたが止血剤を飲み始めてからは精神的にも安定したのか徐々に減っていきました。
それでもトイレに行く度にドキドキするし、出血を目にすると気が滅入ります。つわりで今までのように食事ができないこともあり夫に泣きついたことも何度あったか分かりません。出血の原因は結局はっきりしませんでしたが子宮が大きくなろうとしているから、もしくは胎盤を作っている過程での出血との話でした。
糖尿病合併妊娠
私は糖尿病なので不妊クリニック卒業後は近所の総合病院に転院しました。糖尿内科があるので一緒に診てもらっています。
インスリン投与無しだととてもじゃないけど食後血糖値が基準には収まらないので初期からインスリン注射を始めました。現在は朝、昼、夜の食前に3単位ずつですが少しずつ数値が下がらなくなってきているので今後はもっと増えると思います。
赤ちゃんも糖尿の影響か週数より少し大きめです。安定期に入って食欲も増えてきたし、同じように食べても血糖値が高いので落ち込みますが、元気に産まれてくるようできることはやろうと思います。
これをやったら妊娠した!なんてもんは無い
治療中から妊娠した周期にやったこと、気を付けたことなんて記事をSNSでもよく見かけましたが私にはそんなものは特にありません。いつもどおりの生活だったし、むしろ夫が転職するかもという状況で正直精神面は決して良い状態ではなかったと思います。たまたま胚の生命力が強かった、私の身体の状態も良かった…のかな?3回目ともなると期待も最初の頃に比べると半分くらいになるのであまりそういったジンクス的なものに振り回されなかったのがかえって良かったのかもしれません。
さいごに
私の不妊治療の記録はこれでおしまいです。安定期といっても高齢初産、糖尿持ちのハイリスクでいつ何があるか分かりませんが、お腹の子のことを一番に考えて出産までの日々を楽しもうと思います。お読みいただきありがとうございました。
採卵周期の費用まとめ 事前検査から凍結まで
こんにちは、タケダマキです!
そういえば採卵周期の費用をまとめてなかったことを思い出したので、今更ですが書いていこうと思います。
採卵は事前準備期間も含め、2017年の12月~2018年1月にかけて行いました。当時の記録を頼りにまとめていますが、少しあやふやなところがありますので参考程度に見ていただければと思います。
採卵周期にかかった費用
※準備期間・事前検査含む
合計492,956円
私は採卵周期ではいったん全て凍結保存して、数周期お休みしてから移植に入りました。凍結費用が加わるので、通常より少し金額が上がりました。
採卵準備期間 自費の金額に驚く
1ヶ月前 AMH検査 /8,730
D5 エコー・検査・ピル /19,710
D23 ゾンデ診 /16,440
体外受精は保険適用外なので準備期間からいきなり全額自己負担です。今まで高くても7000円とかだったのに急に1万円単位での出費となり、精神的に結構つらいです。
準備期間自体は通院もほとんどないし楽です。ゾンデ診は激痛でしたけど…。
採卵周期 怒涛の出費ラッシュ
D2 夫、私の検査 /30,830
D5~D11 連日注射 /35,980
D12 診察、採血、注射 /24,280
D13 注射2種 /14,430
D14 診察、採血、注射 /10,956
採卵日当日 /99,940
培養3日目 /132,230
培養6日目 /99,430
内容を省略して書いたので少し補足を。
- D2の検査は夫は血液検査、私は血液検査、心電図、止血検査を行いました。血液検査はどちらも感染症の有無を調べるものです。
- D5~D11の費用の中には診察2回(血液検査有)が含まれます。
- 採卵日に取れた卵は8個でした。静脈麻酔あり、ふりかけ法での受精です。
- 培養3日目の費用には媒精費、初期培養費、エコーが含まれています。この時点で正常な卵は6個でした。
- 培養6日目の費用には凍結費、長期培養分の加算(1個)、エコーが含まれています。残った正常な卵は5個、すべてを凍結保存しました。
採卵後1回目の移植については記録していませんでした。浮かれてたのかな?(笑)2回目の移植費用をまとめた記事はありますのでよかったらどうぞ。
後悔しないための費用
体外受精は身体的にも金銭的にも負担が大きいです。
特に我が家は夫の給料のみで生活する1馬力3年目、夫は地方の普通のサラリーマンなので貯金は減る一方…。
夜中に急に不安に襲われることもあります。でもこれくらいのお金なら働いてすぐ取り戻せる、最優先は不妊治療だと自分に言い聞かせています。
あと、我が家は助成金の対象なので本当に助かりました。助成金申請の流れについてはこちらをどうぞ。
ただいま3回目の移植を終えて今日がBT4。ソワソワしてきました(笑)今度こそ良い結果が出るといいな。
今日はここまでにします。それではまた!
凍結胚移植 2回目の流れ
こんにちは、マキです!
7月に2回目の胚移植を行いました。記録として残しておこうと思います。
胚のグレード:4AB
アシストハッチング:あり
※右側の数字はその日のお会計です。
移植日がなかなか決まらない
7/1 移植周期スタート 薬とエストラーナテープ開始 /14,820
7/14 エコー 内膜薄いので薬を追加して様子見 /4,770
7/17 エコー まだ薄いのでさらに追加して様子見 /4,770
7/20 ようやく移植日が決定 /19,320
まさかの陽性!でもBT9でhcg36.1
7/26 移植 内膜は8ミリ。不安。 /153,578
8/4 BT9 何と陽性 でもhcg36.1と少ない 再判定へ /14,028
8/8 再判定日 hcg95.5 伸びてるけど少ないので様子見 /23,438
8/17 hcg700あるけど胎嚢見えず 子宮外妊娠の疑い /2,320
8/21 hcg500になる 子宮外は否定。でもさらに様子見 /220
8/28 出血しhcgは30。次の移植準備周期に入る /12,850
かかった費用:250,114円
気になった症状
・BT9までは何も無し。胸の張り、寝汗がひどい、何となく身体が温かい気はしたけど移植前からの薬の影響だと思っていた。フライング検査もしなかったので陰性と予想。
・判定日以降は手足が温かい、よだれが増える、空腹時の吐き気、酸っぱいものが食べたいなどつわりらしき症状あり。出血後はどちらもすっとなくなる。
いちばんつらい周期
いやぁ、つらい。もう1ヶ月経つし、また先週から次の移植周期に入ったので大丈夫かなと思って書いてみたけどまだ泣けてきます。
判定日以降はお腹にいるんだ!と思ってまだ見えてもないのに一生懸命撫でたり話しかけたりしてました。こういう結果になった今となっては恥ずかしい限りですけど…。
陽性判定を見るのは人生で2回目でした。1度目はタイミング法を続けていた去年の秋。5wで胎嚢は見えず、すぐ出血したからか正直ここまでダメージはなかったです。
子宮外の疑いと言われてからは検索して怯える日々…ジェットコースターのように状況が日々変化し、精神的にもかなり消耗しました。長期化した分、費用も嵩んだし。これで継続できていれば安いもんだと言えるんですが。
治療を休むか悩んだ
8月の終わりにまた移植の準備周期に入って、暇になるとネガティブなことばかり考えていました。
またあんなつらいことを体験するのは嫌だ、もうどうせ移植してもダメだ、休みたい、いっそ止めたい。
夫にも弱音を吐きました。夫は私が1度休むともう行かなくなると分かっているはずですが、休みたいなら休んでもいいと言ってくれました。
まぁ、ダメと言われると頑なになるのが私の性格なのでそこまで考えて反対しなかったのかもしれませんが…。
結局また先週末リセットして病院に電話をすると、「よし頑張ろう」と自然に気持ちが切り替わりました。怖いけどチャレンジしないと私の場合はたぶん永久に手に入らないですからね。
残る凍結胚は3つ
私はもう採卵はしない予定なので残りのチャンスは3回です。あまりグレードが良くないものもありますが、何とかうまくいってほしい。
他の方の不妊治療ブログを見ていると同じように悩んでいた人が無事クリニックを卒業していたり、出産して赤ちゃんの写真を載せていたり…。不妊治療は必ず報われるものではないけど、願いが叶った人もいる。
さらに3連休に夫婦で甥っ子に会いに行ったんですが、夫が楽しそうに甥っ子たちの遊び相手をしているのを見て私はこの人のために頑張るんだと改めて思えました。
来年は赤ちゃんを抱いて笑ってますように。それだけを願って今回も移植頑張ります。
不妊治療の助成金申請!必要書類や流れのまとめ
こんにちは、タケダマキです!今日は朝から嬉しいお知らせが。先日申請した不妊治療の助成金が無事承認されました。採卵して5個凍結、そして1個を移植して判定が出た日までの費用が対象です。その額、約630,000円也。
6月に申請して、実際に振り込まれるのは8月初旬と区役所の窓口で聞いたので実際に振り込まれるのはもう少し先になりそうですが、ありがたや~。
私が住んでいるところでは助成金対象となるのは体外受精のみ。タイミング法は対象外なので今回が初めての申請です。
申請の際に必要な書類が複数あったので書いていきます。お住まいの地域ごとに違うかもしれないのでご自身できちんと確認してくださいね!
助成金申請のための必要書類
- 特定治療支援事業受診等証明書
- 特定治療支援事業申請書
- 住民票
- 夫婦の市県民税所得額証明書
- 通帳か口座情報の写し
- 請求書兼領収書
- 病院の領収書・明細書(原本)
結構ありますね。1は病院で書いてもらう書類です。病院にもよりますが提出して受け取るまで1週間〜1ヶ月ほどかかるようなのでお早めに。私が通っている病院は受け取りまで2週間でした。
5と7以外は役所で貰えるので説明を聞きに行ったついでにまとめて取ってきました。印鑑とマイナンバーがわかるようにしていくと便利だと思います。
4の市県民税所得額証明書を取るときにマイナンバーを聞かれました…「分からないです」でも出してくれましたけどね。書類提出のときも書き間違いがあった場合に訂正印があるとスムーズです。
そして一番大事な領収書。実は私、領収書は保管してたんですが診療明細書は捨ててたんです。
区役所のホームページには「詳細に項目が書かれたものが必要」と書いてあり焦りましたが、事情を話すと領収書だけでも受理してもらえました。良かったー!今回の移植の分は明細書もきちんと保管しています。
助成金申請の手続き
貰った書類の自分が書くところを全部書いて区役所に持っていくと担当者さんが確認し、領収書をコピーして病院側が書いた書類と領収書の合計金額に相違がなければ終了です。
どの書類も担当者さんがきちんと説明してくれますので、言うとおりに書けば大丈夫!そんなに難しくもないですが、分からない所は空白で持ってきて良いですよ~ととてもフレンドリーでした。
色んな方のブログを読むとこの助成金の窓口は女性職員が多いようです。配慮してくれているんでしょうか。
助成される金額は?
私が住んでいる地域は初回が上限30万円。2回目からは15万円が上限です。
ただ、私の場合受精卵を複数凍結していてそれを順番に移植していく方法なので、次回からの移植では上限7.5万円となります。
複数回採卵を予定している人は移植だけだと申請しないとか。採卵の方がお金かかるからそりゃそうですよね。
我が家は今ある受精卵だけの予定なので移植だけの時も申請しようと思っています。
助成回数は年齢や初めて助成を受けた年度によって変わるんですが、私は43歳になるまでに通算6回までです。
あと我が家には全く関係ありませんが(笑)夫婦の所得の合計金額から、各種控除額を差し引いた額が730万円を超えると対象外となりますのでご注意ください。
振込まれるのはいつ?
説明では申請した月の末に〆て翌月下旬に承認決定の通知書が届き←今ココ!さらに翌月の頭くらいに振り込まれますとのことでした。もう少しだなぁとニヤニヤしながら待っています。
以上が助成金の申請から振り込みまでの流れです。
お仕事しながらの人や体調が良くない人には大変だろうなぁと思いますが、結構額が大きいのでしっかり申請することをオススメします。
今回はここまでにします。それではまた!